タイムセールの男


にほんブログ村
好きな女に告白するのに
昼休みの誰もいない所に呼び出して…
これはあまり賢くない。
彼女が自分の事をどう思っているかは
別としても、告白のタイミングとして
ベストではないのだ。
《告白するなら夜》
まずは、コレを覚えておいて欲しい。
また、告白するなら
時間にも余裕を持って
食事の場所もそれなりの所で
みたいなデートを想起しがちだが
そういう万全なプランの中での
告白が一番とも限らない。
あと30分でラストオーダー
みたいな、閉店間際の店に
彼女と二人で…
こんな、一見、せわしないような
シチュエーションが思わぬ効果を
生み出す場合があったりするのだ。
ドリンクと簡単なつまみを注文して
最初の乾杯をしたと思ったら間もなく
「ラストオーダーになりますが…」
と店員が非情にも言ってくる。
コレが彼女の心理に影響を与える。
え、もう?
という物足りなさに加え、時間が
あまりないという切迫したこの状況は
「もう少し一緒にいたい」
という感情を生み出してくれる。
コレは、残りわずかとなった
二人の時間に希少性が生じた事による
一種のマジックなのだが
さらに、この希少性は潜在意識的には
一緒にいる男そのものにも希少価値が
あるような感覚になってしまうのだ。
「限定品」という言葉に人は弱い
(特に女はこの傾向が顕著だ)
限定●本、期間限定、タイムセール
こう言われると思わず買ってしまう時の、
ある意味冷静さを欠いていたような
精神状態に近い感じに
彼女はなっているわけなのだ。
このどさくさ感を利用して
不意に告白をかましてやると
彼女が思わずOKしてしまう
確率は非情に高いのである。
希少性の原理を利用した
タイムセール告白。
機会があればぜひ試してみてもらいたい。

⇒TOPページへ戻る